教職員教育の７つの要件について、お伝えします。
今日は4項目目です。
組織系統では、組織図の構造から責任分担と命令系統を整理するということ。
実は、園がうまく回っていないのは、
この部分が整理されていないことが多いです。
つまり、
１．組織図が不自然
一例をあげると、
学年主任の部下に、
同学年の担任がいるが、
その担任は「教務主任」という組織図。
つまり、本来は教務主任が上ですから
命令系統では、教務主任の下に学年主任が
こなければなりませんが、
教務主任が担任持ちをしているために
このような構図ができたと考えられます。
２．責任分担が不明瞭
意思決定の仕組みと関連しますが、
どのように決定し、誰がどのように責任をもつか
組織内で明確になっていないのです。
責任分担とは
文章で割り当てることを言います。
明文化されていないものは、
なんの契約もないことと同じです。
３．命令系統が複雑
極端な例ですが、
経営者である
理事長と園長と副園長が
大変連携が悪く、それぞれ方針が異なり、
競い合っている。
組織としては、ありえない状態ですが、
実際には、極端と言いつつも
意外とよく見ることです。
トップの方針を統一できない園では
教職員は無駄が多く疲労も最大化します。
結論。
組織図は、ツリーのように系統を正す。