今日も「教職員と園長先生がうまく付き合う方法」について、新シリーズでお届けします。
シリーズ前半は園長先生(設置者)向けの教職員とのコミュニケーションの心得を中心にお届けしています。
今日の言葉は、
「一生付き合う覚悟を伝えていますか?」
新人教職員が採用になって、
園長先生から聞こえてくる声が、
「この子(大人ですが)は、どのくらいもつだろうか?」
という不安の声です。
私がお伺いした退職スピードNo.ワンは、新学期開始2日で辞めたというのが最短でしたが、これは2年前に、3月の職場研修初日で辞めたという方にあっさり抜かれてしまいました。
これくらいのあっさり辞めてしまうことがもはや日常的な今日このごろだけに、新人の顔を見るなり「いかほど持つのか」と溜息をつきたくなる気持ちもわかります。
しかし、だからこそ、園長先生にはこう言って欲しいのです。
「私たちの幼稚園に入職したということは、もう一生の仲間だからね。たとえ、出産や育児で園を離れることがあっても、末に退職の時が来ても、一生の仲間としてお付き合いさせていただくので、宜しくお願いしますね。」
これは、園長先生も覚悟がなければなかなか言えない言葉でしょう。
だからこそ、その覚悟は新人教職員にも伝わるのです。
結論。
末永く、と安心を伝える。