自ら伸びる幼稚園教職員教育の7つの要件について、お伝えします。
今日は1項目目です。
組織作り、教職員教育にあたっては、
幼稚園の教育理念、教育目標が出発点です。
このことは、これまでも述べてきたことなので、
皆様ご了解のことと思います。
ここで特に大切なことは、
教育目標を、記号で終わらせず、
必ず、実感のともなうイメージを
明確に言い表すことが大切です。
例えば
「元気な子」とは
どんな様子の子どものことでしょうか?
いつもニコニコ、
笑顔で明るい子供のことです。
そうお答えされる先生がいらっしゃいますが、
このレベルでは具体的とは言えません。
第一、そんな子はいません。
いるとしたら、よほどの役者です。
「元気な子」を
具体的にイメージするとは
- 先生の呼びかけに元気よく返事ができる
- 外遊びを積極的に楽しむことができる
- 風邪をひかず幼稚園を病欠しない
などの、結果を観察し評価できる内容に言い表すことを言います。
このような視点を持って教職員に伝わるように、
今一度、幼稚園の目標をイメージし直してみてください。
結論。
目標は具体化する。
具体化とは、ありありと見てわかるイメージにすること。