4月5日に浦安市の幼稚園様にて、教職員を対象としたマナー講座を、講師足達香代子先生により実施いたしました。
新任者を含むキャリア3年目までの先生方への保育マナーを教師の心得とともにお伝えする講座で、社会人として、保育者として、必要なマナーを学んでいきました。
コミュニケーション研修のマナー違反行動は、先輩の先生も含めた三人一組になって、考えるポイントをおさえながら、書き出したものを意見交換するワークになっており、先輩の先生は後輩の先生の意見で良いものは、褒めながら進められていたので、良好なコミュニケーションが取りやすく、先輩・後輩の距離感も程よく感じました。
マナー研修の発声法では、元女優とヨガインストラクターとしての立場から、1日中大きな声を出しても枯れない声の出し方についてお伝えし、皆様に体験(実践)していただきました。皆さん普段から声を出しているので、コツをつかむのが早かったです。
教職員のみなさんは、笑顔で様々なワークをお楽しみ頂きました。
※研修に際しては感染予防への十分な配慮を行いながら、相互の信頼関係を深めるボディワークを実施しています。
ご感想
足りない部分を補い、より良い人間関係の構築をしたい
保育者として現場で働いてきたことで、ある程度のマナーは身についていると思っていましたが、研修を通して、足りない部分や、“できているつもり”、“知っているつもり”になってしまっていた部分に気が付くことができました。また、「なぜマナーを学ぶのか」という本質的な部分にも触れることができ、深い学びを得ることができたと思います。今回学んだことをしっかり現場で活かし、保護者との信頼関係や職場でのより良い人間関係の構築につなげていきたいと思います。
態度や言葉遣い、表情で保護者の方々に安心を与えたい
「1年目だから」、「まだ初めてでわからないから」と言い訳して自信のない姿を見せるのではなく、学んだことを活かし、態度や言葉遣い、表情で保護者の方々に安心を与えられるよう関わっていきたいと思いました。
実践的な研修をして頂き、ありがとうございました。
自分の仕事に責任を持つべきだと思った
この研修を受けたことで、改めて自分の仕事に責任を持つべきだと思いました。また、積極的に電話をとることが難しいと思っていたのですが、何事も経験なので、具体的に教えて頂いた言葉を参考にし、頑張っていきたいと思います。他にも様々な世代の方とお話をする仕事なので、場面に合わせた正しい敬語を使い、会話をしていきたいです。
明るく笑顔を忘れず、信頼される人になりたい
新人として担任を受け持つという不安を感じていましたが、正しい挨拶の仕方や目上の先生、保護者に対しての言葉の使い方など、これからの保育に役に立つことを学べたので、この研修は自分にとって良い時間だったと思いました。明るく笑顔を忘れず、職場の先生方、保護者、子ども達全員から信頼される人になりたいです。
マナー&コミュニケーション研修概要
講師 足達香代子先生
保育者として仕事をしていくためには、社会人としてマナーをしっかり身につけ尊敬し合える信頼を築くことが大事であり、その中で相手に与える第一印象や挨拶は、よい人間関係を築く第一歩となります。保護者や来客者にとって、保育者の姿勢が園への印象や信頼を大きく変えてしまいます。
マナーを学ぶことで挨拶や態度に自信がつき、その行動が相手への敬意となって現れ、その姿勢が保護者や子どもたち、職員への信頼につながるということ。良識あるマナーを身につけることは、選ばれる幼稚園に必要不可欠なのです。
- コミュニケーション研修
1.職場(大人)のマナー行動は?
2.マナー違反行動 - マナー研修
1.保育者として人前に立つ態度
①好き嫌いを決定づける第一印象
②よい「挨拶」から始まる人間関係
③品格を高める美しい「お辞儀」
④「笑顔」で築く信頼関係
⑤保育者の身だしなみと着こなし
2.保育者として親子に信頼される声
①保育に役立つ「発声法」を手に入れる
②保育者として「正しい敬語」を使いこなす
③好印象を与える「電話応対」のマナー