人材育成の元気箱

園長先生が右腕を育てる方法⑥

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今日も、園長先生が右腕を育てる方法をお伝えしています。
今日は右腕候補生を幸せにするためのステップ5です。

ここでは、10書き出してきたことを受取りすり合わせる時のやり方を説明します。
先週は右腕候補生の書き出しの説明を聴きました。

今日は、園長先生の価値観を伝えます。
園長先生の価値観を伝えるときに必要な考え方、
 それは、
「伝えた後は、必ず本人の口から語らせる。」

10項目の「期待されていると思うこと」を候補生が説明しました。
園長先生がおや、と思うことは、見逃さずに「どうして?」と聞き返しました。
そうすることで、候補生の仕事への姿勢やモノの見方がわかってきたことと思います。

そして、しなくていい仕事を自分の仕事と思っていたり、やるべき大事な事を忘れていたり、といろいろ気づくことがあると思います。

このとき、園長先生は思ったことを思いついたまま話していけません。
それこそ、収拾がつかなくなります。

ここで登場するのが、事前に書いておいた「園長先生が候補生に期待する10項目」のメモです。
あらかじめ書いておいたので、候補生の説明に影響されることなく、自説を展開できます。

このとき、書いてきたものを書き写させてはいけません。
園長先生の説明を聴きながら、自分で理解したことを書き留めるように伝えます。

そして、園長先生は価値の優先順位をつけて、どのような働きを期待しているかを候補生に語るのです。
 
それを候補生が書いてきた10項目と比較して、候補生自ら修正するように言います。
園長先生から聞いた内容は、自分の口で理解できた内容で復唱してもらいます。

内容を把握しているようでしたら、「では、今話したことを入れて、また10項目を書きまとめてきてください。」と伝えるのです。

一晩明けて改めて書いてきたものを見ると、昨日は理解できていたはずなのに、ニュアンスが違っていたりすることもあります。
書いてきたことが、理解された内容と考えて、このやりとりを園長先生の納得ができるまで繰り返すのです。

結論
「わかった気がする、は誤解の始まり。徹底してすり合わせる。」

 

 

6週に渡る「園長先生が右腕を育てる方法」はいかがでしたでしょうか?
園長先生のお役に立てれば幸いです。

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園長先生の右腕育成・選び方と育て方

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