人材育成の元気箱

園長先生が右腕を育てる方法⑤

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今日も「教職員と園長先生がうまく付き合う方法」についてお届けします。
今週は、園長先生が右腕を育てる方法をお伝えしています。
 
今日は右腕候補生を幸せにするためのステップ4です。
ここでは、10書き出してきたことを受取りすり合わせる時のやり方を説明します。
 
それは、
「提出ではなく、説明していただきます。そして、じっくりと聴きます。」
 
バリューマッチングは、両者間の価値観の刷り合わせであり、園長ポリシーの部下へのインストールです。
 
パソコンであれば、インストールボタンをクリックすれば、あとは自動でセットされてしまいますが、相手は生身のヒトですから、心があります。
 
心があるために、みな気苦労をしている部分もありますが、このバリューマッチングの刷り合わせのスタートは、候補生が書き出してきた10項目を、じっくりと邪魔の入らない部屋でしっかりと説明を受けることから始まります。
相手の心を大切にする姿勢が前提にあります。
 
この説明を受ける時に、園長先生の考え方と違っていたとしても
「そうじゃないだろう!」
「誰がそんなことを頼んだのだ!」
などという否定的な言葉で責めるようなことは決してしないで下さい。
 
説明を受けながら、違うなあと思ったら、
「そこはどうしてそう考えたの?」
と、背景となる考え方を引き出すようにします。

こうして、10項目最後まで、候補生が何をどのように考えているのかをしっかり最後の説明が終わるまで聴き終えた後で、ようやく、園長先生からのお話が始まります。
 
ここまでの時間は1時間程度でも聞くことができる余裕時間の中で進めるようにしてください。
そんな時間取れない、と考える先生には、「右腕を育てるためには時間という愛情を注ぐことが大切」という言葉をプレゼントします。
 
次週は、「園長先生からの自説の伝え方」です。

結論
「愛は、待つ。」
人材育成のエネルギーは、愛情なのです(ホント)。

 

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園長先生の右腕育成・選び方と育て方

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