今日も「教職員と園長(設置者)がうまく付き合う方法」についてお届けします。
シリーズ前半は園長先生向けの教職員とのコミュニケーションの心得を中心にお届けしています。
今日の言葉は、
「労使でなく、教師。」
園長先生が経営者の場合、教職員に対して「使用者」という意識で対応してしまう場合があります。
働いてくれている教職員に対して、「まったく気がきかない」「給料泥棒だ」などという言葉を、つぶや いたことはありませんか?
園長先生が、雇用主の立場から教職員を使用人という目で見て発想することによって、教職員は本来の立場を忘れて、「使用人」としての、つまり「労働者」としての権利を主張するようになります。
では、本来の立場とは何でしょうか?
それは、「教師」という立場です。 「保育者」という立場です。
園長先生が教職員とコミュニケーションを取るときに、忘れてほしくないのは、相手は「教師」であり「保育者」であるということです。
そして、そのことを一番忘れてはいけないのは、もちろん、当事者である教職員の先生方です。
その意識は、実は職場においては「園長先生」が意識を誇りとともに持たせることも、モチベーションと 尊厳を捨てさせることも、どちらも出来るのです。
結論。
教職員を、教師として尊敬していますか?