安定経営の元気箱

競合分析のポイントについて

  • LINEで送る
比較する

今日は、自園の魅力を打ち出すための
競合分析のポイントについて、お伝えします。

前回は、市内競合園の観察手法をお伝えしましたが、

本日はどこをどのように見るのかというその競合分析のポイントです。

1.何を売りにしているのか。

その幼稚園が、言葉にして最も特色として
打ち出しているのは何であるかを把握します。

保護者の評判まで確認していくと、
必ずしもその特色が幼稚園の一番の選ばれる理由でないこともよくあります。


2.活動の特色は何か。

年間行事や正課内教室として
どんな取り組みをしているのかをつかみます。

多くの幼稚園が既に導入している
英語遊びなどは、英語をどのように
特色づけているのかなどにも注目します。


3.入園料保育料預かり料は。

入園料、月次保育料、
預かり(延長)の利用料金の仕組みなど、
利用者にとって一番気になるところです。

一覧表にして見なおすと、
自園が一番高額なことに、
あらためて気づくこともあります。

4.先生の評判は。

見えにくいけれども、
一番保護者の支持を得られるところが、
この教職員の評判です。

とても面倒みよく見てくれる、という評価や
すぐに先生が辞めてしまって落ち着かない、
などの声が聞こえてきます。


5.保護者の層は。


保護者の動きが、
14 時前後の降園時刻に集中するのか、
18 時前後の預かり終了時に集中するかで、
働く保護者の配分もわかります。

また、表情や服装から得られる情報もあります。


結論。

比較する基準を持つことで、
客観的に自園を見つめることが出来るのです。

  • LINEで送る