幼児教育の元気箱

キャンセル待ちの行列園

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しゃぼん玉で遊ぶ親子

今日は、募集定員いっぱいに集めたある幼稚園の方法についてお伝えします。

いざ入園前教室を開こうとしても、空き教室がない、人手がない

ということで、お困りの園もあると思います。

しかし、そのような状況の中でも逆転の発想で、

今やキャンセル待ちの行列園にまでなしえた取り組みをご紹介します。

 

1.半日保育の午後と月1土曜を使いました。

各学年 1 クラスの小さな幼稚園です。

空いている部屋もなく、平日の開催は無理と思われましたが、

1 回の水曜半日保育の日と月 1 回の先生の出勤システムを利用して、

入園前の親子教室を開設しました。

 

2.現職教師全員で取り組みました。

新たに人を雇うということを考えるのでなく、

入園後は自分たちでみることになるのだから、自分たちで入園前も関わりたい。

先生たちの強い要望で、全員で取り組みました。

 

3.アットホームが共感を呼びました。

各学園 1 クラスという小規模園です。

小さいところならではの、家庭的な雰囲気と一人ひとりの先生の

優しく丁寧な関わり方が保護者の評判になりました。

 

 

結論。

入園前教室はいくらでもやり方はあります。

出来ない理由を挙げるよりも、どうしたら出来るかを考えてみましょう。