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「忙しくて研修なんて無理」は本当?効果的な職場研修の作り方【ブログ】

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こんにちは!安堂達也です。

「研修の大切さは分かるんですけど、日々の業務で精一杯で…。」

園長先生からこの言葉を聞くたび、思うのです。
“研修をやらないから、ずっと忙しいままなんですよ”と…。

研修不足が生む悪循環

研修をしないとどうなるか…。

職員は、“見よう見まね” で仕事を覚えます。
すると、人によってやり方がバラバラ。ミスが増える。確認作業が増える。さらに忙しくなる。

ある園では、保護者対応の研修をずっとやっていませんでした。
結果、対応がまずくてクレームに発展。
その対応にさらに時間を取られる、という悪循環に陥っていました。

実践的なロールプレイングが効く

C園では、月に1回、1時間の“ロールプレイング研修” を始めました。

例えば、こんなシナリオ☟
《お迎え時、保護者から「うちの子、今日お友だちと遊べましたか?最近寂しそうで心配で…。」と相談された》

ベテラン教員が保護者役、若手が先生役になって実践。
「最初に保護者の不安に共感する言葉があるといいね。」 「具体的なエピソードを一つ伝えると安心するよ。」と終わったら全員でフィードバック。

こうした実践的な研修を重ねることで、若手の対応力が目に見えて向上したそうです。

研修の「やり方」を工夫する

“全員で集まるのは難しい” という園も多いでしょう。
でも、工夫次第で何とかなります。

①半日保育の日を活用
 降園後の2〜3時間を研修に充てる

②グループ分散開催
 学年ごと、時間をずらして同じ内容を実施

③映像活用研修
 保育の様子を撮影し、それを見ながら改善点を議論

④春休み・夏休みの集中研修
 まとまった時間が取れる時期に重点的に実施

年間計画が成功の鍵

研修を定着させるには、年度初めに、“研修年間計画” を立てることが重要です。

研修年間計画の例☟
4月  :新人向け基礎研修
6月  :保護者対応研修
8月  :夏季集中研修(保育の質向上)
10月:行事運営の振り返りと改善
12月:来年度に向けた課題共有
2月  :次年度準備研修

こうして計画を立て、職員全員に共有することで、“研修は園の文化” として根付いていきます。

研修は「やる時間を作る」もの

結論
“時間がない” じゃなくて、“時間を作る” のです。
研修に投資した時間は、確実にリターンとして返ってきます。
職員のスキルアップ、ミスの減少、業務効率化、そして何より、“この園は私たちの成長を大切にしてくれている” という信頼感。
今月から、月1回30分でもいい。
職場研修、始めてみませんか?

「文責 幼稚園経営コンサルタント 安堂達也」

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