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「誰が決めたの?」をなくす!意思決定プロセスの透明化【ブログ更新】

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こんにちは!安堂達也です。

「えっ💦そんなこと決まってたの?聞いてない!」

職員からこんな声が上がること、ありませんか?

これ、意思決定プロセスが不透明な園でよく起きる問題です。

口頭での決定が生む混乱

多くの園では、園長が日常の中で口頭で指示を出し、それで物事が決まっていきます。

「あ、そうだ。来週の遠足、雨天決行にしましょう。」
「保護者会の日程、来月15日でいいですか?」

その場にいた職員は聞いているけど、いなかった職員は知らない。
結果、情報の分断が起きます。

I園では、正職員の会議で決まったことがパート職員に伝わらず、当日になって「聞いてません!」とパニックに。
行事の準備に大きな支障が出ました。

階層的な意思決定プロセスを作る

解決策として、私はこんな構造を提案しています。

レベル1:運営会議(月1回)

  • 参加者:園長、副園長、教頭など幹部層
  • 内容:園の方針、重要事項の決定
  • 記録:議事録作成、共有フォルダに保存

レベル2:リーダー会議(月2回)

  • 参加者:学年主任、各係のリーダー
  • 内容:運営会議の伝達、現場の課題共有
  • 記録:議事録作成、共有フォルダに保存

レベル3:職員会議(月1回)

  • 参加者:全職員(正職員、パート含む)
  • 内容:決定事項の報告、周知
  • 記録:議事録作成、欠席者にも配布

「いつ」「誰が」「何を」決めたか記録する

重要なのは、すべての決定を記録に残すことです。

記録すべき項目

  • 決定日時
  • 参加者
  • 議題
  • 決定内容
  • 理由
  • 実施期限
  • 担当者

これらを文書化し、共有フォルダやクラウドに保存。
いつでも誰でも確認できる状態にします。

デジタルツールで情報共有をスムーズに

J園では、Googleドライブを活用しています。

📁2024年度
📁運営会議議事録
📁リーダー会議議事録
📁職員会議議事録
📁各種決定事項

こんな感じでフォルダ分けし、全職員がアクセス可能に。
「あれ、どう決まったんだっけ?」と思ったら、すぐに確認できます。

シンプルなルールと職員教育

ただし、プロセスが複雑すぎると逆効果です。

✕悪い例: 
「この件は、まず係リーダーに相談して、承認されたら学年主任に報告して、さらに教務主任の許可を得てから、副園長に稟議書を出して…。」
こんな煩雑な手続きは、誰もやりたくありません。

○良い例:
 「日常業務の変更は学年主任まで。新しい取り組みや予算が関わることは運営会議で決定。」
シンプルに、誰が見ても分かるルールにしましょう。

そして、年度初めに必ず職員全員に説明会を実施。
「うちの園の意思決定は、こうやって進めます」と明確に伝えることが大切です。

透明性が信頼を生む

結論
意思決定プロセスが透明な組織は、職員の信頼度が高く、無駄な混乱が少なく、業務効率が良いです。
“誰が決めたか分からない” という不満は、組織への不信感につながります。
あなたの園の意思決定、今、透明ですか?
見直すなら、今です!

「文責 幼稚園経営コンサルタント 安堂達也」

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