ご感想

保育における安全管理について職場研修を行いました。

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今回実施した研修では、岡先生のご経験と研究に基づいた講義を通して、参加した先生方が事故を「他人事」ではなく「自分たちの保育現場にも起こり得ること」として捉え直す様子がうかがえました。
「事故を起こした園も、起こしたくて起こしているわけではない」という言葉に、多くの先生方が深くうなずきながら耳を傾けている姿が印象的でした。

また、最悪の事態を想定することで具体的な対策が見えてくるという説明や、事故事例・データを交えた講義に対して、メモを取りながら真剣に考える様子が見られ、日頃の保育を振り返る機会となっていることが伝わってきました。

「チャイルドビジョン」を使用した体験活動では、子どもの視野を実際に体感しながら、保育環境や関わり方について意見を交わす場面もあり、研修内容を自分事として受け止めている様子が感じられました。
研修を通して、職員一人ひとりが子どもの命を守るために何ができるのかを改めて考える、意義ある時間となっていました。

ご感想

体験を通して学んだ、事故予防への新たな気づき
研修ありがとうございました。事故を防ぐ具体的なアドバイスを多く教えていただき、大変勉強になりました。特に、チャイルドビジョンを使ってのグループ活動では、子どもの視野が狭く危険な所も分かり、今後どこに注意すべきか気付くことができました。また、グループで活動したことで私だけでは気付けなった視点や課題も発見できたので職員同士で情報や気づきを共有することの大切さも改めて感じました。今回の学びを、今後の保育現場に活かしていきたいと思います。

安全な保育を守るために、今できること
今回の研修を通して、私たちの仕事は常に事故や危険と隣り合わせであるということを、これまで以上に実感しました。「こんなことが起こるかもしれない」と考え始めると、不安や怖さを感じる場面もありました。しかし、その不安と向き合うことで、事故を防ぐために自分たちに何ができるのか、どのように環境を整えればよいのかを、より具体的に考える必要があると感じました。
さまざまな意見を聞きながら想像力を働かせ、起こり得る危険を予測する力を、今まで以上に身につけていきたいと思います。

具体例から考える園内事故の予防について
幼稚園や保育園で実際に起きている事故を、身近な事例を交えて紹介していただいたことで、とてもイメージしやすく理解することができました。また、園内の「気づきマップ」を作成するなど、すぐに取り組める具体的な提案も多く、日々の保育に活かせる学びがたくさんありました。

日常に潜む危険を見つめ直す研修でした
貴重な安全管理の研修機会をいただき、ありがとうございました。 以前にも同様の研修を受けたことがありますが、今回はそれ以上に心に深く残る内容でした。これもバイアスのひとつなのかもしれませんが、より自分事として身の回りにある危険に対しての恐怖を知ると同時に、それに対してできる対策を全力で考えていきたいと思いました。今回の学びを、日々の保育にしっかりと活かしていきたいと思います。

子どもの目線から考える安全な園づくり
大学生の頃にチャイルドビジョンを知り、実際に作ってみた経験はありましたが、園内で活用する機会はこれまでありませんでした。今回改めて体験してみて、普段何気なく過ごしている園内にも、怪我や事故につながりかねないポイントが意外と多くあることに気づかされました。 子どもや保護者の方はもちろん、職員にとっても安心して過ごせる環境を作っていけるように、安全への意識や行動を心がけていきたいです。

繰り返し学ぶことで見えてきた安全管理
今回の研修で気付いた危険な場所への安全対策も必要ですが、どうしたら危険を回避できるのかを子ども達と一緒に考えながら保育をしていきたいと思いました。 2年前にも岡先生の研修を受講させていただきましたが、今回もう一度受講させていただき、改めて安全管理を見つめ直す機会となりました。

子どもの安全・危機管理研修概要

講師 岡まゆみ先生

実際事故が起きた報道があると、「うちの園も気をつけないと。でもうちは今のところ大丈夫」と多くの先生が思われると思います。でも、そうではなくて、事故は気を付けていても起きることがあるし、事故を起こした園も、事故を起こしたくて起こしている園なんて一園もないんです。そういったところをもうちょっと意識を高めていただき、自分の園にも起こりえると考えて事故を防止できるよう講座ではお伝えしています。

  • 事故発生のメカニズム
  • 教育・保育施設等における事故報告
  • 事故はゼロにはならない!事故を「減らす」には
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  • 保育現場の事故事例から原因と予防策を探る
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