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快晴経営を阻むものとリスクヘッジ〜園長の改革〜【ブログ】

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2学期が始まりました。すでに次の手を考え始めておられる先生も多いことと思います。
園児募集対策の見直し、人材育成、職場改善…

まさに「経営に風を呼び込む」一年にしたい。そんなお気持ちの先生もいらっしゃるでしょう。

けれど、その「快晴の経営」を目指すうえで、思わぬところに”曇り”が差し込むリスクがあることをご存じでしょうか。
今日はその”影”について、そしてそれをどう乗り越えるかという視点からお話をさせていただきます。

改革を「始めるが続かない園長」と「やり切る園長」の違い

私はこれまで、全国の園長先生と数多くの現場をともにしてきました。そこで感じるのは、改革を「始める」行動力のある園長先生は、とても多いということです。

「この園をもっと良くしたい」
「職員が笑顔で働ける職場にしたい」
「保護者や地域から信頼される園にしたい」

——そんな想いを胸に、改革に踏み出す園長先生がたは、皆さん本当に真剣です。
多忙な日々のなかで、限られた時間とリソースをやりくりしながら、必死に現場を動かそうとしておられます。

そこには「問題意識と解決意欲」が確かに存在します。
むしろ、問題意識があるからこそ、すべてを自分の責任で引き受け、ひとりで抱えてしまうことが多いのです。

しかしその結果、やがて次のような”兆候”が現れます。

改革が「途中で止まってしまう」園に共通する構造

改革を始めたはずなのに、いつの間にかそれが立ち消えになってしまう。
園長先生は、誰に相談することもできず、「このままではまずい」と思いつつも、手がつけられないまま時間が過ぎていく——。

私がこれまで見てきた限り(なんとはや20年)、そんな状況に陥る園には、次の3つの要因が重なっていました。

1.現実に多忙
忙しさと現場の混乱に追われ、改革が”後回し”になるのです。
園長先生ご自身が、日々の運営・職員対応・保護者対応・園児の安全・行政書類などに追われ、本来手をかけたかった改革や改善に手が回らなくなる・・・

これは「優先順位のミス」ではありません。あまりにも”やるべきこと”が多すぎるだけなのです。

2.右腕の不在
現場に”右腕”が育っていないのです。どんなに素晴らしい方針やアイデアも、それを一緒に進めてくれる味方がいなければ、絵に描いた餅になります。

「右腕になれる人がいない」「誰もついてこない」——。孤独なリーダーシップでは、改革の持続性は保てません。

3.心理的孤独
心が折れそうなときに、背中を押してくれる存在がいないのです。
改革には、必ず”谷間”の時期があります。成果が見えない、不満の声が出る、自信を失う…。そんなとき、「大丈夫です、進みましょう」と支えてくれる人が必要です。

園長先生という立場は、弱音を吐けない存在です。結果として、「やめたいわけじゃないのに、もう前に進めない」と感じてしまうのです。

「変わらなかった」のではなく、「変われる体制ができていない」

改革が停滞したときに、園長先生はご自身を責める必要はありません。

それは「変わらなかった」のではなく、「変われる体制が整っていなかった」だけだからです。
そして、その体制づくりをサポートするのが、私、安堂の仕事です。

安堂達也は、経営アドバイザーではなく”伴走者”です

私は、単にアドバイスや資料を渡して終わる「単項目のコンサルタント」ではありません。
むしろ、園長先生の”足が止まりそうなとき”にこそ、そばに立つ存在でありたいと考えています。

・現場の課題に一緒に向き合い
・職員と丁寧に信頼関係を築き
・右腕候補を見出し、育て
・園長先生の判断や方向性に確信を取り戻していただく

このような支援を通じて、私は、改革を「やり切る」お手伝いをしてきました。

わずか30分の個別相談で、課題解決の具体的な手法が見えてきます

今、もしも先生が
・自園の改革が少し足踏みしている
・次の打ち手が見えずに悩んでいる
・このまま一人で抱え続けていていいのか不安だ

そんなお気持ちを抱えていらっしゃるのなら——
ぜひ一度、個別相談の時間をとっていただけませんか。

この相談では、現状を丁寧に伺いながら、園の状態を整理し、すぐに実行可能な解決の方向性を、一緒に見つけていきます。

【個別相談のお申し込みはこちら】
https://xn--8uqw7oxsg3u2a7dc.com/contact/
(オンライン・無料・30分・先着順)

結論
たった30分で、園の未来が見えてきます。

「文責 幼稚園経営コンサルタント 安堂達也」

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