今日も「教職員と園長(設置者)がうまく付き合う方法」についてお届けします。
シリーズ前半は園長先生向けの教職員とのコミュニケーションの心得を中心にお届けしています。
今日の言葉は、
「若手より、右腕。」
園長先生が人材育成に力を入れるべき順序についての言葉です。
新人の獲得や若手の育成がままならない昨今、つい人材育成の力点が新人に向いてしまうところです。
これはもちろん必要不可欠ではありますが、真に忘れてならないのは、園長先生の右腕と呼べる先生を、 「英才教育」されていますでしょうか?
ベテランであればあるほど、任せておけば、世話もかけずに美味しく焼けるマルシン・ハンバーグではありませんが、安心して何も意識をむけてなかったりすることはないでしょうか?
信じていたのに、突然辞められてしまい、現場が大混乱に陥る、ということは非常によくあることなのです。
そうした事態を引き起こすことなく、また、安心して若手の育成も可能な組織になるために、まずやらな ければならないことは、園長先生の右腕となる人材を、しっかりと育成することです。
園長先生の右腕となる先生が、ご親族の後継者ではない場合には、ただ一人、ということなく、できれば 3人は候補として狙いをつけて、それぞれに教育していくことが大切です。
結論。
若手を育てるために、ベテランの意識を育てる。