ご感想

保育の安全対策について職場研修を行いました。

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4月2日に坂戸市の幼稚園様にて、全職員を対象にした保育の安全対策研修を実施いたしました。

大阪大学研究員である講師岡まゆみ先生による「幼児の安全教育」を幼稚園職場研修として実施いたしました!

約30名の職員にご参加いただき、講義及びチャイルドビジョンを使っての体験を行いました。

ご参加いただいた先生方の安全に対する意識はとても高く、岡先生への質疑応答の時間も多くありました。

すでに新年度が始まっておりますが、どうか安全に配慮していただき、先生方の益々のご活躍を期待しております!

※研修に際しては感染予防への十分な配慮を行いながら実施しています。

ご感想

事故事例を自園に置き換えて予防策を考える
勤務年数が長くなってくると、「去年も出来たから今年も…」と根拠のない「安心・安全」でやっていることがとても危険だということが分かりました。常に、「なぜ?大丈夫?」と自分自身に疑問を投げかけて進めていきたいです。

「大丈夫だろう」と思わずに何事も最悪なケースを想像する
沢山の事故事例を知り、事故に繋がる予想がついたり事故の怖さを知ったりすることができました。保育者として子どもの命を守ることの重さを改めて実感しました。日々の活動を甘く考えずに、最悪のことも想像しながら子どもの安全を守っていきたいです。

考え方を変えていきたい
実際の事件から考えることができたため、より心に響きました。「うちは大丈夫」「今までなかった」と勝手に思ってしまっている部分が必ずみんなありますが、その概念を捨てていかないとこれからも同じことを繰り返してしまうと感じました。子どもが見ている世界と私たちが見ている世界は大きく違うことを頭に入れ、事故を減らせるようにしたいです。

事故が起こるかもしれないと気を付けながら保育にあたりたい
今まで事故の遭遇しなかったのは運がよかっただけかもしれないと思うと、今後はもっと気を引き締めないと思いました。チャイルドビジョンでは実際に体験できてよかったです。

意識を高めて少しでも事故を減らせるように努力したい
チャイルドビジョンを使って、実際に子どもの視野を体験しましたが、思っていた以上に視野が狭くて驚きました。例えば、トンネルをくぐって出口から出るときに子どもがいつも頭をぶつけていたので、真上が見えていなかったのだと気付きました。「危ない」と除去してしまうのではなく、子どもの成長に合わせた環境や経験を増やしていき、ケガなどのリスクを下げていくことを心掛けたいと思いました。

子どもの安全・危機管理研修概要

講師 岡まゆみ先生

実際事故が起きた報道があると、「うちの園も気をつけないと。でもうちは今のところ大丈夫」と多くの先生が思われると思います。でも、そうではなくて、事故は気を付けていても起きることがあるし、事故を起こした園も、事故を起こしたくて起こしている園なんて一園もないんです。そういったところをもうちょっと意識を高めていただき、自分の園にも起こりえると考えて事故を防止できるよう講座ではお伝えしています。

  • 事故発生のメカニズム
  • 教育・保育施設等における事故報告
  • 事故はゼロにはならない!事故を「減らす」には
  • 子どもの特性を知って事故を防ぐ
  • 保育現場の事故事例から原因と予防策を探る
  • ヒヤリハットの共有とコミュニケーションが安全な保育の鍵 
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