今日も「教職員と園長先生がうまく付き合う方法」についてお届けします。
前回からシリーズ中盤として、職場で使えるコミュニケーションの秘訣をお届けします。
今日の言葉は、
「叱るときも褒める。」
園長先生や先輩職員が、若手先生を指導する中で、さけて通れないのが「叱る」という行為です。
最近では、辞められると困るので、叱らないように先輩に指導している、というお話を聞く園もありますが、これはいただけません。
腫れ物にさわるような指導では、「できる教師」「充実教師」には、到底育ちません。
では、どうするか。
叱るときは、叱るのです。
しかし、大切なことは、ただ叱るのでなくて、「褒める」こととセットにして叱るのです。
これは、ただ叱るだけでは、モチベーションを下げるだけとなる人もいますが、「褒め」て、期待していることを添えながら「叱る」ことによって、「叱る」内容が、相手に意欲をもたせる方向に働くのです。
結論。
ただで叱らない。褒めて叱る。
褒めて、叱り、褒める、というサンドイッチも使う。