今日は、目標を方針で実行するために、教職員に求められる能力をイメージしてみましょう
教職員教育の7つの要件について、3項目になります。
前回は、教育方針を考えましたね。
まずは、前回の方法論を押さえた上で、その方法をやりこなせる教職員のチーム力というものが、どのような能力を必要とするのだろうかと考えます。
実行能力を考えるポイントは
- 1.技能レベルのイメージは
- 指導する具体的な内容について、それを実演できる力をどこまで求めるのか。
全職員にオールマイティに最低限のレベルを求めるのか、それとも専門分野に分けるのか、など。 - 2.メンタルレベルのタフネスさは
- 仕事に対する意欲や方針への理解をどの程度求めるのか。
どこまでのタフネスさを求めていくのか。 - 3.身体能力は
- 体育活動は、指導者レベルを求めるのか、指導者は外部講師など別に考えるのか。
このように大条件で書くと、ピンと来ないかもしれませんが、例えば自然観察を日常の活動の中で重要視するなら、先生方は「虫」などは、平気で扱えなければなりません。
毛虫やゴキブリに、全職員が逃げまわるようでは、自然観察の指導力などは、その組織には求められないことになります。
結論。
園の活動を行うために必要な「能力」が組織に満たされていなければ、その活動計画は「絵に描いた餅」になります。