今日もMI理論を続けます。
なぜ、これにこだわるかというと、
幼稚園の先生が、
園児を伸ばすための園児の見方が
大きく変わる可能性があるからです。
それは指導力の向上を意味し、
ひいては、保護者からの信頼を高めることにつながり、
安定経営へとつながっていきます。
幼稚園の信頼とは
先生への信頼だからです。
今日はガードナーの
MI理論(多重知能理論)から、
言語的知能を説明します。
言語的知能とは、
- 話し言葉・書き言葉への感受性
- 言葉を学ぶ能力
- 目標達成のために言葉を使う能力
などを言います。
この能力が生かされた職業は、
弁護士、講演家、作家、詩人
などです。
私は就学前の頃から、
よく親や家族に、
「そんな言葉どこで覚えたのだ!(否定的に)」
「こまっちゃくれ(生意気、大人びている子ども、という否定的意味の方言)」
「口が達者」などと、揶揄されてきました。
一方で、幼稚園を中途退園した私に母親は、
アニメ・ドラマや童話のソノシートとプレーヤーを買い与え、
私は毎日それを聞いて、絵本を見て楽しんでいました。
小学校に入ると、
3年生頃からSF童話を書き始めました。
成人後は10年間、演劇脚本を書くようになり、
仕事は広告のコピーライターになりました。
小学校高学年では級友の選挙応援演説で大いに沸かし、
中学校では生徒会長として弁説を振るい、
高校時代は落語研究会の部長を務め、
成人後は役者もやりました。
幼児期から成人後まで、
私は大人や先輩から「生意気だ」と煙たがられました。
しかし一方で、
会話術の書籍を発表し、
地上波テレビにも会話術講師として
登場する機会に恵まれました。
私の場合は、
この言語的知能に助けられてきたのだと
痛感します。
もしもクラスに、
口の達者で小生意気な子がいたならば、
それは将来、言語を活かして
社会に貢献していくのかもしれませんね。
結論。
生意気は、才能。