今日は幼稚園経営の秘訣について、お伝えいたします。
秘訣とは、
人に知られていない、最も効果的な方法のことです。
先生は、次のようなことで悩んでいませんか?
- 園児が減少し、募集がうまくいかない。
- 職場の雰囲気が悪く、覇気がない。
- 連携が悪く、TOPの意向が現場に届かない。
- クレームが多く保護者を教師が避けている。
- 職員が元気なく、ストレスを抱えている。
実はこれらのお悩みは、
共通のポイントで解決できるのです。
そして、そのポイントとは
次の3つに集約することができます。
それは・・・・?
その1.理念の再構築
(考えていることをわかりやすく表現すること)
その2.教育の構造化
(保護者も先生もともに学び続ける仕組みづくり)
その3.広報の計画化
(365日を通じて園のことを地域に伝えること)
となります。
この3つのポイントこそ、
私学の経営をうまくやっていくための
とても大切な秘訣です。
思いを表す理念の再構築とは、教育理念をはじめとする
目指す子供の姿をわかりやすい言葉でまとめ直すことです。
みんなで学ぶ教育の構造化とは、教育する対象を園児以外に、
教師と保護者を位置づけて、みんなで学ぶ仕組みを作ることです。
地域に伝える広報の計画化とは、広報宣伝計画を年初に策定し、
年間を通じて情報を地域に伝えていくことです。
こうした3つの活動を日常の中で行っていくことが、在園児保護者はもとより、
地域とのコミュニケーションを良好にして、私学経営を成功させる最も効果的なポイントとなります。
私は幼稚園専門の経営コンサルタントとして、日常的に経営改善をサポートし、
先生方にはコミュニケーション研修を実施しています。
その際に、まずはじめにチェックする項目が、この3つのポイントです。
このポイントを『安定経営の三輪車』と呼んで、
しっかりと三輪車を運転できているか確認し、
そうでなければ、運転できるように必要な改善を進めていきます。
本日は以上です。