こんにちは!安堂達也です。
「結局、誰がやるの!?」 「それ、私の仕事だったの!?」
あなたの園で、こんな会話が聞こえてきませんか?
これ、業務分掌が曖昧な園でよく起きる問題なのです。
分掌が曖昧だと、こんなことが起きる
あるF園でのお話です。
運動会の準備期間、Gさんは、プログラム作成は自分の担当だと思って作業していました。
ところが途中で、Hさんが「え、それ私がやることになってたんですけど…。」と言い出した。
結果、二人とも同じ作業をしていて、時間が無駄に。
しかも「なんで早く言わないの…!?」とお互いイライラ。
人間関係にもヒビが入りました。
逆に、“重要な業務なのに誰も手をつけていない” というケースも。
「誰かがやってくれるだろう」と思っていたら、誰もやっていなかったなんてことも…。
業務分担表で「見える化」する
解決策はシンプル。
業務内容を文書化し、誰が何を担当するのか明確にすることです。
| 業務内容 | 責任者 | 補助者 | 実施時期 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 年間指導計画作成 | 教務主任 | 各学年主任 | 2月 | |
| 運動会プログラム作成 | 運動会担当 | ― | 8月 | |
| 保護者会資料準備 | 学年主任 | 担任 | 各学期初め |
この表を一度作れば、翌年は担当者の名前を入れ替えるだけ。効率的ですよね。
カテゴリー分けで分かりやすく
業務をカテゴリーに分けるのもポイントです。
教育活動系
- 年間指導計画
- 月案・週案作成
- 教材研究
行事系
- 運動会準備
- 発表会準備
- 遠足企画
渉外・広報系
- 保護者会運営
- ホームページ更新
- 地域連携
管理系
- 備品管理
- 予算管理
- 安全管理
こうしてカテゴリー分けすることで、全体像が把握しやすくなります。
新人もベテランも安心できる
業務分担が明確になると、良いことがたくさんあります。
新人にとって ・・・「私は何をすればいいのか」が分かる。余計な不安がなくなる。
ベテランにとって ・「これは私の仕事じゃない。」と明確に言える。無駄な業務を押し付けられない。
管理職にとって ・・全体を俯瞰しやすい。人員配置の偏りにも気づける。
年度初めに必ず確認を
業務分担表は、作って終わりじゃありません。
年度初めに全職員で確認する時間を取りましょう。
「今年度、あなたの担当はこれです。」と明確に伝えることで、一年間の見通しが立ちます。
そして、年度途中で変更があった場合は、必ず文書で全員に通知。
口頭だけだと伝わらないことがあります。
明確な分掌が、ストレスを減らす
結論
“誰が何をやるのか” が明確な職場は、無駄な混乱やストレスが少なく、スムーズに業務が進みます。
あなたの園の業務分担、今週中に見直してみませんか?
新年度を前に、今がチャンスです!
「文責 幼稚園経営コンサルタント 安堂達也」