講師略歴
山田 かおり [やまだ かおり]
キャリアコーチ。屋外広告ディレクター。株式会社宣巧社専務取締役。30年超の現場経験により環境と景観に配慮した効果的な看板制作をモットーに屋外広告制作に制作者兼管理職として従事。お客様へのPR意識の啓発に努めつつ、効果的な集客装置となる実働型看板を創出している。また、活力ある職場づくりのためにコーチングを学び、職場のマネジメントに実践しつつ後進の人材育成に活用。長年の制作経験と屋外広告に関する最新の知識に加え、コーチング手法を駆使しながら自社の業績をV 字回復へと導く。現在、広域において屋外広告制作と産業分野でのコーチング指導を実践中。公的資格は、屋外広告士、NPO 法人ジョイプロ認定コーチ、日本交流分析協会認定交流分析士。

山田かおりがお届けする研修プログラム
②保育実践
- ●子どものタイプ別動機づけ法
- ●人材育成のコーチング手法
- ●やる気を引き出すコミュニケーション
- ●教室の空気が変わる声掛けの魔術
- ●職員室が変わる朝の声掛け法 他
⑧マネジメント
- ●保育理念を屋外看板で周知する方法
- ●効果的な屋外看板の立て方
- ●園バスを走る看板にする方法
- ●歩行者、運転者は看板のここを見ている
- ●看板で出来る節税対策 他
クライアントが自分自身で道を開いていけることが
コーチングの醍醐味です。
1 屋外広告業務は家業を兄と一緒に継いだものです。
屋外広告は元々、家の家業でした。父親が創業をして兄が継承して、ある時ちょっと手が足らなくなってきたから手伝ってもらいたいということを言われました。それが31年前です。私は当時、医療事務として勤めていた病院を退職して、そこから兄と一緒に仕事を始めたことがきっかけです。
打合せで話したことや当時の様子を今でも覚えています。ですが20年以上前に作った看板が今も残っていることは少ないです。1店舗のオープン準備では何から何まで請け負って全部トータルでご提案することも多く、そういうのはやりがいがあるので特に強く記憶に残っていますね。
2 私がやるべきことだなと使命感みたいなものを感じました。
コーチングとの出会いは、20年位前になります。初めてコーチングのセミナーに参加して、私はこれを学ぶ必要があるなと感じました。屋外広告士としての探求よりも、これからは私はマネージメントに重きをおいて従事していくべきだと思っていました。傾聴することで人の成長をサポートしていけることがわかったときに、コーチングは私がやるべきことだなと使命感みたいなものを感じました。
そもそもコーチングを学ぼうと思ったのは、社員とのコミュニケーションだったりとかお客様とのコミュニケーションだったりというところでとても大事なものだという気持ちがあったので、事業をスムーズに継続するためにコーチングを学ぶ必要があると思いスタートしました。
コーチングを学び、日常的にコーチマインドでいたことで、自分が他人とフラットな状態で関われるようになったなと思います。学ぶことで仲間が増えて人生が楽しくなりました。人との関わり方が大きく変化したなと思います。人との出会いにも、最初は先入観とか固定観念とかもちますよね。そういうものをもたずに、自分がフラットで社会と関われるようになったなと思います。
自分自身、コーチングによって低迷していた家業の組織改革に成功し、また、自分の人生そのものの在り方も変えることができました。こうした自分の経験が、どなたかのお役に立てるようなことがあったらすごく嬉しいことだと思います。

3 コーチングでは空気づくり、屋外広告では広告効果を意識しています。
コーチングのポイントは、やはり「聞く」「傾聴する」ことですね。とにかく聴くことに徹する。その場合において的確な質問をするというのがコーチングのポイントになります。コーチングの上ではクライアントによっては私がほとんど話さないこともあるくらいです。こちらは聞くことがメインなので、クライアントの思っていることを全部話せるような空気づくりをしています。クライアント自身が、自分で思いを巡らして自分自身で道を開いていくことが一番理想的な形です。話をしている中でクライアントが、道が開けたと気づいた時に、ものすごく表情が明るくなったり、声が弾んだり、そういう瞬間は見ていて嬉しくなります。
屋外広告についてはやっぱり広告なので、広告の効果が高いものを制作していくことが一番重要なことだと思っています。デザインと訴求内容のマッチングももちろん重要ですが、広告としての効果がなければ、それは看板ではないのではないかと思っています。
4 幼児教育に関わる方に、長く深くサポートしていけるように。
実際、自分の手がけたものがみんなの目に触れるということはとても嬉しいことなので、多くの満足感とやりがいを感じています。看板は都市景観の一部であると思っているので、都市景観づくりの一役を担っているというつもりでやっています。
キャリアコーチングでは、私がクライアントと話をすることで、新たな一歩を踏み出すきっかけになったり、思考を整理し、決意につなげたりします。次のキャリアに向けたそういうプラスの変化をもたらすような関わりができるというのは、すごく嬉しいことだと思います。
幼児教育に関わる皆様に、キャリアコーチとして関わって長く深くサポートしていけるようなことができたらいいなと思っています。