今日もMI理論を続けます。
なぜ、これにこだわるかというと、幼稚園の先生が、園児を伸ばすための園児の見方が
大きく変わる可能性があるからです。
それは指導力の向上を意味し、ひいては、保護者からの信頼を高めることにつながり、安定経営へとつながっていきます。
幼稚園の信頼とは先生への信頼だからです。
今日はガードナーのMI理論(多重知能理論)から、論理数学的知能を説明します。
論理数学的知能とは
1.問題を論理的に分析する力
2.数学的に探求する力
3.問題を科学的に究明する力
などを言います。
この能力が生かされた職業は、論理学者、数学者、科学者などです。
クラスにいないでしょうか?
まだ教えていないのに、数字に強い子、ずば抜けて計算が早い子。
お話をするのに、理由をしっかり持って話すことのデキる子。
時計などの機械をスグに分解してしまう子。
こうした子らは、論理数学的知能が高いということが出来ますね。
私が数学の授業が大好きだったのは、中学3年の時がピークでしたね。
その頃は、とにかく公式を覚えて、この文章問題に使える公式は何かと推理しながら、
楽しく数学の問題に取り組んでいました。
また、先生が問題を板書した途端に回答してしまうぐらい論理的数学的知能が活性化されていた年頃でした。
ところが、高校に入った途端、ある理由から私は勉強の意欲をなくして予習復習をしなくなり、
高校1年の1学期の学力テストでは、10番以内にはいっていたのに、
夏休み以降は、みるみる転落していきました。
これから学ぶ子ども達には、ぜひいつまでも、
数学的興味を持続できるようにしてあげたいですね。
結論。
機械を壊す(分解する)子は、
知能を組み立てている。